こんにちは、竹田繭香です。
いま、藤原定家と藤原家隆の
墨絵作品に取りかかっています。
まず下絵を軽く朱で描いて、
徐々に作り上げていきます。
↓ 定家の下絵
↓ 家隆の下絵
定家と家隆の年齢差は、
家隆のほうが定家より4歳年上で、
題材とする六百番歌合のときは、
ふたりとも30代なので、
この下絵のままだとちょっと若すぎますね。
あとからおヒゲを加えるなり工夫します。
だいたい下絵を直したら、
料紙のどの辺に描くか、
位置を確かめて写していきます。
定家の料紙は薄いピンクで、
銀泥ぼかしが多めにかかっているので、
きれいなぼかしを生かして、
絵に掛かるような配置にします。
家隆の料紙は、地色がベージュ色で、
これも金箔と銀箔が入っている上に、
銀泥ぼかしがあります。
こちらも同様に、
着物に掛かるような位置に設定します。
位置が決まったら、
絵の全体に胡粉を塗っていきます。
箔の部分や銀泥ぼかしの部分は、
墨が乗らないので、
墨や胡粉を定着させるスプレーを最初にかけて、
その後で胡粉を塗ります。
胡粉が乾いたら、墨で輪郭を描いていきます。
きょうの作業はここまで。
次回は、
いよいよ色を付けていくのですが、
着物の色をどうするか、
着物の柄をどうするか、
考えなくてはいけません。
また、最後に肝心要の和歌も入れるので、
くずし方や散らし方も
考えておかなければなりません。
すべて完成したら、
表装→箱書き、という手順となります。
大好きな和歌の世界を
こういう形で表現できるのは幸せ。
仕上がりが楽しみです❤
ではまた!
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